建築資材についてご存知ですか。建築に使われる資材にはコンクリートから陶製タイル、陶製ブロック、建築金物等の色々な種類があります。
建材のどれを取ってみても家を建てる時には専門的な情報を持った建築施工管理や基幹技能者の人達の仕上げや加工が不可欠です。
土木、電気、機械設備と各自の専門職の人の手があってこそ公共事業やビル、橋、ダム等が施工され、それなりの知識や技術が無ければ作業することはできず素人にはまずできません。
日本の建設に関する資格には建築設備士、測量士、測量士補、監理技術者、主任技術者、施工管理技士などといったものがありどれも国家の資格になります。我々が安心して住むことができるマンションや家にはこれらの資格を持った方の熟練した技術が不可欠です。
例えば一戸建ての家屋を一から建てるとなると多くの作業員や建設資材が必要になります。まず予算を決めて建てる、土地を決めて住宅会社を探し建物のプランと概算見積もりして依頼先などの仮決定、そうして地盤調査、計画の詳細打合せ、仕様の確定と最終的な見積もりをして本契約します。
あとは住宅ローンや建築確認申請をして解体、着工という順序で進んでいきます。基礎工事で使われる建築資材にはコンクリート、それに混ぜられる混和材としてAE剤やAE減水剤、沓石、石灰石、杉貫板、杭等があり、家の土台に使用する場合は卓越した技術が必要になります。
家の水平値を維持しながらコンクリートのひび割れ防止に細心の注意を払います。次に床下、壁紙、天井、階段には建設用の石材や木材、タイルが使われます。
さらに、左官材にはラス、糊類、膨張頁岩、そして、プレミックス調合モルタルなどが使用されます。建築金物としてエキスパンションジョイント金物、および建築用鋼製下地材など、その他数々の建築資材を取り扱うことになります。
普段何気なく住んでいるマイホームにはこれだけの用途に応じた建築資材と熟練した技術者の確かな目が存在するなんて想像もしない方が多いですが、当たり前のように感じる一方でその背後にはプロフェッショナルな知識と経験があるからなんだということを忘れてはいけません。